2008年5月5日月曜日

カントリーロード

同級生のシノさんが勤務地名古屋から地元関東へ戻ってきていたので、新橋でゴハン会。
友人との会話の中で、「ジブリ作品の中で何が一番好き?」という話になる。
シノさんは「紅の豚」、岩さんは「魔女の宅急便」。
すごい各々の性格がでる答な気がして面白い。

私は、DVDとか持ってて、何度も見たくなる作品として大好きなのは「ラピュタ」。
でも、一番気持ちにぐっと来るのは「耳をすませば」です。

そんな会話をしていたら挿入歌/カントリーロードが見たくなり、youtubeを見たら、テキストコメントにこんなやりとりが。



[現実の夢はこんなに楽しいものじゃない。
苦しくて、悩んで、泣いて、恋愛なんてしてる時間もない。中学3年生だからこの程度かも知れないけど、私はジブリでこの作品が一 番嫌いです。
夢を追いかける真っ最中の人は、楽しい訳がない。]

このコメントに色々な人から考えが寄せられていました。

自分が一番頑張っていたと思える頃、それは高校〜大学生だったと思います。

小学校、中学校と、周囲から浮いているような、なんとなく冷めた感じで過ごしていました。
でも、高校に入って「やっぱりコレがやりたい!」て頑張れるものが再確認できて、それからは勉強との両立で無我夢中でした。
今考えれば、よくあんな生活してたなあと思えるくらい、すごい向き合っていた。
大学に入ったら、今まで全然周りにいなかったような、色んな感覚を持つ気の合う友達に囲まれて、好きなことの範囲も広がって、良い意味で精一杯だった。良いこと悪いこと全部ひっくるめて、今はあの頃があって良かったって、素直に言うことができます。
ただ、そういう記憶の中には、「漠然とした思い出」としてとどめたいものもあって、「耳をすませば」を見るとそういう記憶も鮮明に掘り起こされてしまうような気がして、あんまり頻繁には見たくない。逃げ?
勿論そういう色々があったからこそ今の自分がいることは分かっているんだけども。

今、自分はあの頃に比べると、気持ちも楽で落ち着いた生活が続いています。
あのときもってた精一杯の感じがなくて、そこだけぽっかり穴が開いたような気持ちもあるけど、今はこういう時期なんだーと楽しめる余裕がある。
焦燥感や物足りなさを程良く抱える自分が今あるからこそ、あの時期がすごいキラキラしていて、全部ひっくるめて良い思い出として消化されていると確信できるんだと思います。

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親友あやちんに、待望の第一子が誕生しました!
早く会いに行きたいです/